散歩中の他人の愛犬をけり殺したとして、愛知県警は15日、名古屋市千種区清住町、会社員田中善行容疑者(44)を器物損壊の疑いで現行犯逮捕し、名古屋地検に送検したと発表した。
発表によると、田中容疑者は今月13日午後4時45分ごろ、同区覚王山通の歩道で、男性会社員(40)が連れていた飼い犬を右足でけり、死亡させた疑い。犬は生後4か月の雄のチワワで、動物病院に運ばれたが、内臓破裂のため間もなく死亡が確認された。
田中容疑者は右足で思い切りけった後、歩いて立ち去ろうとしたが、目撃していた男性会社員(47)に取り押さえられた。調べに対し、「犬が怖かった」などと話しているという。
読売新聞7/15
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なんともつらい事件が発生してしまいました。
この容疑者は家族がいるんでしょうか?愛されたことはあるんでしょうか?
「犬が怖かった」・・・たしかにいくら小さいワンちゃんでも犬嫌いの人にとっては恐怖かもしれません。
でも蹴ることができるでしょうか?
飼い主さんはマナーが悪かったわけでもないのでしょう・・・
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本来何人も『命』を殺めることはできないのです。
但し人間は食料だったり、害虫駆除だったり、今問題視されている動物実験だったり、たくさんの動物たちや生き物を犠牲にしてこの生活は成り立っています。
確かに今の世の中、このことは『許されていること』でしょうが、それなりに人間は『責任』を負うことが科せられます。
犠牲になった生き物たちの分まで『全力で生き(活き)抜く』ことが使命となります。
その責任を全う出来ない人が多くなってきたから、自然界の『ゆがみ』が出てきているのでは・・・と私は考えます。
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今回の事件、殺されてしまったチワワ君の無念さはもちろん、目の前で目撃された飼い主さんの深い悲しみとショックと自分を責める気持ちは癒えないと思います。
私だったら・・・と考えると、冷静にブログは書けなくなってしまいます。
でも『器物破損』なんですね。
この手の事件はあとを絶たないのに。
今までの事件でもそうでしたが、このような残虐な動物虐待の事件について署名活動などがあります。
犯人に対して『器物破損』以上の刑を要求する・・・というような。
日本の法律ももうちょっと『命』を重く見て欲しいと思います。
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