読みました(泣)

f3248304.jpg去年のちゃこさんとの札幌セミナーの際、ジョウに泊まったのですが、その時にジョウが『これ読んだからあげる』とくれたのが
『一分間だけ』原田マハ著 宝島文庫社

である。
『絶対号泣だから』と言われていたので、お正月休みに読もうと思っていた。

案の定号泣。

仕事をバリバリしている独身女性がと暮らすために郊外へ住み…仕事と恋愛と…愛犬に翻弄される。
現代のペット業界の悪循環と犠牲。でもそこで出会う命。
命を預かるとは。
共に生きるとは。
仕事を優先したくて、愛犬の存在が邪魔に思える時もある。
イライラして当たってしまう事もある。
でもは飼い主がすべてなのだ。

そんな中、愛犬ががんにおかされている事を知る。
すべてを受け入れるとは…最期まで看取るとは…そんなでした。

仕事をとるか家族をとるか。
会社の理解は必須。

病院との信頼関係は飼い主を一喝する先生がいてもいいと思う。

全身にがんが転移している愛犬を病院に連れて行き『腫瘍なんて全部取ってしまえばいい。何とかしてくれ。医者なんでしょ。楽にしてあげて』と言った飼い主に対して

『安楽死させたいんですか。楽にさせたいんじゃなく、あなたが楽になりたいだけではないですか』と。

はっとして、愛犬と生きる事を決意する。

『誰にもわからないんですよ。延命治療をしたほうがいいかどうかなんて。飼い主さんは少しでも長生きしてもらいたいと一生懸命になる。でも犬にしてみれば長い短いなんて問題じゃない。一年間でも一分間でも犬の時間は一緒なんです。どれだけ好きな人と濃い時間をともに過ごせるか。それが犬にとって一番大切な事なんですよ』

確かに、動物たちはその一瞬を『生きる』事に精一杯だと先日のセミナーで言っていた。

このを読みながら、たちを見て『何を望んでいるのか…』と。
でも彼らは『飼い主がすべて』なんだと。

信頼仕切って、寝息を立てるちゃことダブってしまって…

初夢はちゃこががんになった夢だった。
第二部は虹に囲まれた夢だったけど…

全身隈無く触ってみて、確認。だいぢょぶ(笑)

また改めてたちと絆を深めた。
いいを頂きました。
ありがとうね~ジョウ

Facebook Comments

2 件のコメント

  • nayoさん、いい本を頂きましたね
    本の内容が、ハートの前の子達の介護生活の時とダブってました
    今までもいやたぶんまだしばらくはブログでも触れたくない私の中に潜んだ部分と似てるなぁと思いました。
    治療もままならず、ひたすら癌に侵された身体の我が子と向き合い、他人の言葉に傷つきながらも最後の一滴の命までこの子と一緒にいたいと思い介護した日々でした。
    あの子達にとっては好きな家族と最後まで時間を共有出来ることが最大の喜びだったと信じています。
    そうです、飼い主が全てなんです
    それがを飼う原点なのだと思います。

  • ハートママさん
    コメントありがとうございます
    本当に良いを頂きました。
    物語のがゴールデンの女の子ということもあり、情景が目に見える感じで
    一気に読んで号泣でした。
    で一緒に暮らす動物たちは飼い主さんがすべてですものね。
    『出来る範囲で精一杯
    延命治療を選択してもしなくても、動物たちはそれが愛に満ちたすべてだと受け入れますものね
    寝息をたてていると共に精一杯生きて行きましょうぞ

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です