去年のちゃこさんとの札幌セミナーの際、ジョウに泊まったのですが、その時にジョウが『これ読んだからあげる』とくれたのが
『一分間だけ』原田マハ著 宝島文庫社
である。
『絶対号泣だから』と言われていたので、お正月休みに読もうと思っていた。
案の定号泣。
仕事をバリバリしている独身女性がと暮らすために郊外へ住み…仕事と恋愛と…愛犬に翻弄される。
現代のペット業界の悪循環と犠牲。でもそこで出会う命。
命を預かるとは。
共に生きるとは。
仕事を優先したくて、愛犬の存在が邪魔に思える時もある。
イライラして当たってしまう事もある。
でもは飼い主がすべてなのだ。
そんな中、愛犬ががんにおかされている事を知る。
すべてを受け入れるとは…最期まで看取るとは…そんなでした。
仕事をとるか家族をとるか。
会社の理解は必須。
病院との信頼関係は飼い主を一喝する先生がいてもいいと思う。
全身にがんが転移している愛犬を病院に連れて行き『腫瘍なんて全部取ってしまえばいい。何とかしてくれ。医者なんでしょ。楽にしてあげて』と言った飼い主に対して
『安楽死させたいんですか。楽にさせたいんじゃなく、あなたが楽になりたいだけではないですか』と。
はっとして、愛犬と生きる事を決意する。
『誰にもわからないんですよ。延命治療をしたほうがいいかどうかなんて。飼い主さんは少しでも長生きしてもらいたいと一生懸命になる。でも犬にしてみれば長い短いなんて問題じゃない。一年間でも一分間でも犬の時間は一緒なんです。どれだけ好きな人と濃い時間をともに過ごせるか。それが犬にとって一番大切な事なんですよ』
確かに、動物たちはその一瞬を『生きる』事に精一杯だと先日のセミナーで言っていた。
このを読みながら、たちを見て『何を望んでいるのか…』と。
でも彼らは『飼い主がすべて』なんだと。
信頼仕切って、寝息を立てるちゃことダブってしまって…
初夢はちゃこががんになった夢だった。
第二部は虹に囲まれた夢だったけど…
全身隈無く触ってみて、確認。だいぢょぶ(笑)
また改めてたちと絆を深めた。
いいを頂きました。
ありがとうね~ジョウ
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