昨日大きな動物病院の院長先生の奥様とお話しする機会がありました。
本当はシャンプーの件で伺ったのですが、ほとんどホリスティックケアに関することでお話しに花が咲いちゃいまして
でも動物病院では完全なる『自然療法』ってのは難しいとのお話でした。
そりゃそうだ。
nayoも西洋医学を完全否定しているわけではない。すべては飼い主さんの『愛』に包まれた選択ならそれが動物にとって幸せなことだから。
いろんな飼い主さんと接する中で、それこそ皮膚湿疹で悩まれている飼い主さんに『手つくりごはん』を勧めても興味をもつ飼い主さんばかりではないということ。
『好転反応』で下痢などの症状が出たら『悪くなった』とおしかりを受ける場合もある。
いろんな層の飼い主さんがいる中での治療って難しいんですよ・・・と奥様。
nayoさんみたく動物を第一に考える飼い主さんはほんの一握りなのかもしれませんよ。
とも言われまして…それはどうかと思いますが。
動物たちと『ともに生きていく』と考える人
『単なるペット』と考える人
『おもちゃのようにいらなくなったら捨てればいい』と考える人
様々ですよ・・・と。
動物病院ではそういった全ての方を診なくてはいけないから大変です。
ステロイドひとつとってもそう。
ちゃこやおに~ちゃんのように副作用ががっつし出てしまうケースもあれば、nayo実家のゴマおばちゃんのように立てなくなったのをステロイドで元気にさせているケースもある。
抗がん剤も体に負担とはわかるけれども、それで永らえている人もいる。
逆に副作用でつらい目にあわれている人もいる。
自然療法もいろいろ勉強してきましたが、『これだ!』と宣言できるものはありません。
バッチフラワーはnayoの性格に利き、ホメオパシーとホモトキシコロジーはちゃこに合いました。
ひとつのものではまかないきれませんでした。
でもそうやって、試行錯誤しながら、体に聞きまた相手の様子を見ながら考える時間は『ともに生きている』証なのではと思います。
でも『ともに生きなくてもいいから早くなんとかして!』という飼い主さんのほうが多いのかもしれません。
目に見える症状には必ず原因があります。
症状を消すということはせっかく排泄しているものをふさいで、原因を奥底に沈めているということ。
その原因は排泄個所を失って奥へ奥へ行く。そして新たな場所でまた症状をだす。
対処方法は治療ではなく、原因を押しやっているだけ。
この言葉をどうとるかはあなた次第。
以前にnayoが読んだ本・・・一分間だけ
これがすこしでもヒントになってくださればうれしいです。
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