春は出産の季節・・・その前に!

はい・・・猫さんのお話です。
猫さんの発情期は3月から10月。
その間に交尾をすると妊娠します。春先の温かい時期に出産したいと望む猫さんが多いらしく、そろそろ準備段階かな?もう遅いのかな?

みなさん、地域猫ってご存知ですか?
地域猫活動について(公財)日本動物愛護協会さんのHPに詳しく載っております。

かわいそう・・・でも家では飼えないからとご飯をあげてしまう。
そんな猫さんたちに去勢・避妊はしてますか?

先日お伺いした旭川市の動物愛護センター
『あにまある』まだケージの余裕がありましたが、春先になると
『庭先で産まれちゃったので』と子猫を持ちこむ方が多いと聞きます。
一匹で産む頭数は1~8匹。そんな数が持ち込まれたらすぐにいっぱいになってしまいます。
しかも持ち込むのは一人ではないとすると…

殺処分ゼロを唱っている旭川市も、この時期一番頭を悩ますようです。

・・・未だに川に流す人もいると聞き、はらわたが煮えくりかえるnayoです。
     あんたも川に流そうか・・・と、温厚なカウンセラーも時にはそう思うのです。

旭川市のとりくみはまだ地域猫まで行ってないんですよね…?
可愛い猫も時には嫌われ者のノラになってしまう。
でも同じ命。捨てられた子は生きるために必死です。そして、自然に子孫を残そうとします。
今後旭川市の取り組みを待たずしても…
とりあえず、お外でご飯をあげている猫さんの管理(避妊・去勢)をお願いできませんか?

捨てられた子たちのトラウマは結構深いものがあります。
画像1

問題の根源は『猫を捨てる人がいる』ということ。

受け皿探しに奔走するのも本当に大変です。
必要のない命(不適切ですみません)を増やさないために・・・

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前に元気のない猫さん(女の子)のBodyTalkセッションをさせていただきました。
飼い主さんは『度重なる出産で元気がない』とおっしゃっていました。

na:度重なる・・・って、必要で産ませてるのですか?
主:いや、可哀そうで避妊はしてないの。
na:生まれてきた子はどうしてるんですか?
主:あ~全部うちにいるよ・・・でも最近死産が多くてね。

セッションの課題は『母親失格のレッテルを自分に貼ってる』でした。

健康な猫さんであれば、そりゃ発情の時に外に出せばモテモテでしょう。
そして子供を産む。
でもそれが『飼い主さんが喜んでいない』事だと気づく。
妊娠してしまう申し訳なさと、子供を死産してしまう『いい母猫ではない』という狭間で悩んでいました。
セッション途中で猫さんに『あなたはなにも悪くない。悪いのは避妊をしない飼い主さんだ』と伝えると、猫さんは飛びかかって怒りました(アニマルコミュニケーションの中でです。)
私が軽率でした…どんな状況でも動物は飼い主さんがすべてですものね。

私は猫さんにお詫びをし、その旨飼い主さんに伝えました。
もし、今後も避妊をしないのなら妊娠がわかった時にはココロから喜んであげてください。
元気な子猫を待ち望んでいると伝えてあげてください。
そうでなければ、避妊をお勧めします。
きっとこのままでは『死産』が続くでしょうし、彼女は病気ではなく『母親失格』ということで悩んでいると思う。
BodyTalkでどうするということではなくて・・・と。

その後連絡がないのでどうなったかはわからないけれど・・・

避妊・去勢手術にはもちろん費用がかかります。
それでも、そういうことをひっくるめてお世話する責任・・・必要ですよね。

春の日差しに浮かれてばかりいられない・・・猫事情でした。

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