穏やかな元旦のワンズ・ハーツ地方です。
無事に新年を迎えられたことに感謝申し上げます。
昨日・・・昨年末も申し上げた通り、今年の2月
ワンズ・ハーツは10年目に突入いたします。
やること満載・・・ぎゅーぎゅー詰めでゴザイマス。
2016年もワンズ・ハーツをよろしくお願いいたします。
さて、昨日含みを持たせたブログだったのですが・・・
(とても写真を撮れる状況じゃなかったので、文章のみになります)
毎年年末に参拝する地蔵寺があります。
nayo母方の祖父母時代からのお付き合い。
昨日も昼過ぎに行きました。
たくさんのお地蔵さんに手を合わせ、本堂に向かいましたら
お寺を守っている方がいらっしゃいました。
住職さんぢゃないのです。
ご本人は行者と言ってました。
数年前にも一度お話を聞いたことがあります。
お賽銭箱にお賽銭を入れ記帳して
おみくじを引こうとお金を入れました。
昭和初期くらいからあるおみくじの自動販売機
これ、去年の写真・・・あったのでアップ
お金入れたけどおみくじが出ない。
するとその行者さんが来てくださって様子を見てました。
おみくじの機械を直しながら
あの・・・ご縁なので私のお話を聞いてもらえませんか?
見ていただきたいものがあるのです。
と。
聞けばここの地蔵寺、願掛けできる寺として
北海道でここだけしかないそうです。
そんなことも知らずに小さい時から来ていました。
願掛け寺なので、いろんな方の依頼を受けて祈祷されるそうなのですが
その時使用するろうそくのろうの垂れ具合・・・
不動明王の剣、観音様、カンナで削ったような造形・・・
不思議な形のろうそくを見せていただきました。
『皆願いをもって願掛けに来るのだけど、そう不動明王さまは甘くない。願いをかなえることはできないと言われることもある。そんな時いろんな現象が起こってくる。もちろん、願いが受け入れられた時も・・・』
蝋の垂れ方や炎の上がり具合でわかるのだそう。
毎年来ていたけど、ご本尊のほかに
不動明王や弘法大師を信仰しているとは思わなかったな。
そして立派な像がある。
生霊の話や念の話。貴重なお話をしてくださいました。
その中で
『人の悩みを聞く、人を救いたい。そう言った星のもとに生まれた人は本当に死ぬほど苦しい思いをする。本当に苦しんで生き延びた先に、人を救える強さを授けられる。修行は滝に打たれたり、荒行をするのではなくって、普通の生活の中で起こりうる苦行も修行。いろんな経験が人を救う糧となる。そして不動明王が許した時にその力が助けとなる』
とのこと。
これ、ずっと思っていたこと。
今の世の中、いろんなエネルギーワークがあって、簡単にその能力を授けると言っている。
もちろん、時代の流れの中で苦労して得るものではないと思うし、本来は誰でも備わっているものだと思う。
でも、本来誰でも備わっているものだからこそ、エネルギーを扱う人間が
”本来”に立ち返らなければならないのだと思う。
死ぬほど苦労した。這いつくばって生きた。
そこには自分の自我や頑張ってきたという自分なりの評価がある。
もちろんそれでもいいのだけど、何人も平等であるなら
その自我をも見通したところで評価されるべき。
(あえて”べき”を使います)
そんな話を聞いていた時に突風が吹き
大きな本堂に
バキバキバキ!!!!!
おに~ちゃんがびっくりして
行者さんに
『これは不動明王が許してくれてないんでしょうか?』と慌てて聞きました(笑)
すると
『厄が落ちましたね。今これで落とされましたよ。』って。
地蔵真言っていうのがあって、あたしは毎回これを唱えて施術をするのだけど
その話をしたら
不動明王の真言も唱えたほうがいいよ。とのこと。
そしてその許しを得るためにお参りをして
『これから不動明王様の真言も唱えさせていただきます。施術にお力を貸していただくことは可能ですか?』とお聞きすると
ろうそくの炎が縦に伸びて激しく燃えましたとさ。
聞けば(無風の時)横揺れはダメ
縦に燃えたときは許されたときだそうな。
あたしももちろん、まだまだ修行の身です。
でもこの地蔵寺に三代お参りさせていただくことで、お力をお貸しくださるのなら、
自分の生きやすさのためにではなく、動物たちのため、人のために使いたいと思います。
そして、その行者さん。
唐突に
奥さんのそのホクロ、取ったらだめだよ。
それがあるから生きられてる。生かされている。
救われてる。自信をもって、大切に。
ご主人も奥さんがいるから救われてる。
ご夫婦力を合わせて働いていってください。
その言葉をいただいたとき
『やっぱりあたしは働き続けるのね…』
と思ってしまったまだまだ邪念があるnayoです
けれども、夫婦そろって貴重な体験をさせてもらったことに
自分たちの使命を再認識して、努めていきたいと思います。
ワンズ・ハーツは
動物と飼い主の橋渡し
ありがとう・・・ともに生きてゆこうね
がコンセプト。
今後ともよろしくお願いいたします。
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