小さな命見つめて

3603cfb8.jpg北海道新聞の朝刊に3日に渡り
『小さな命見つめて』という特集が組まれました。

これは『しっぽの会』という動物愛護団体の方と愛護センターの方への取材記事。

朝からつらく悲しい気持ちになりました。

愛護センターの職員さんのお話。
センターに来たを愛情たっぷりに世話をする。汚れてるはきれいにする。
高いごはんをあげるのがせめてもの償い。
『そうして職員に慣れたころガスのスイッチを押すんです。何も知らずにしっぽを振ってるんです。これからの事も知らず…』
自宅に戻り、飼い犬をなでる『お前たちは本当に幸せかい』と。

しっぽの会の方のお話。
代表の方の自宅のお庭を改造したのが始まり。
捨てられるは病気や怪我をしている事が多く、治療費がかかる。
自腹をきることもあったので寄付金を募った。
心ない人がを連れてきて『金もらってやってるんだろう』とかいうらしい。

こういった愛護団体の方達には本当に頭が下がります。
献身的に関わっていても誤解が生じたりする。

センターのおぢさん

きっと彼らは全部わかっているんだよ。
捨てられた事。これからお星様になること。
でも職員の方達の愛情に触れ、最期のありがとうの笑顔でありしっぽ振りなんだよ…

例えこういった愛護団体のような受け皿が増えても、人間の考え方を変えなくては小さな命は救えない。

センターの保護期間を延長したところで何も変わらない。

私たちに出来ること。
なんだろう。

今日も人間の勝手で命を奪われる動物たちがいる。
その犠牲になった命を無駄にすることなく、一刻もはやく人間たちの考えを変えなくては…

すべては歪みにつながっていく…

(注)センターの職員の方や愛護団体の方のコメントは記事を読んで私なりの記憶の中から抜粋したもので一字一句同じではありませんのでご理解ください。

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12 件のコメント

  • 仕事の帰りにの中でなよさんの日記を見てて、胸が痛くなりました
    いろんな事情を抱えていても、縁が有って巡りあった小さい命、最後まで責任を持ってほしかった
    私に出来ること…いま居る達を最後まで見届けること。
    これって当たり前の事だよね

  • しおりさん
    コメントありがとうございます
    毎回こういう記事をみて、なんとかしなきゃと思うのですが。
    人間の意識が上がらなくてはダメですね。

  • アンディーさん
    コメントありがとうございます
    そうなんです
    今預かっている『命』を最期まで責任もち見送る。
    全員がそれが出来れば悲しい命を落とす事はないんですよね。
    受け皿だけを大きくしてもダメなんです。
    『相手の立場に立って行動する』
    人間の基本的な行動をなぜ取れなくなってきたんでしょう。

  • この記事読みました。
    とてもとても切なくて、途中で読むのをやめた日もありました。
    でも、きちんと現実をと思い、何度も何度も読み返しました。
    読むたびに、涙が止まらず、nayoさんと同じで
    我が達をみて、この子達は我が家に来て幸せなんだろうか?と自問自答。
    先日も病院で、体罰を加えられていたいた子を
    引き取ったという方のお話を聞きました。
    何時も思うのですが、どうして飼うのでしょうね
    あぁぁ~ダメだわなんだか書けないです。ごめんなさい。
    アンディさんと同じで、今居る仔たちに責任を持つことですね。

  • たろママさん
    コメントありがとうございます
    『出来る範囲で精一杯』ですよね。
    私もよくに問いかけるんですが、ちゃこは『そんな事もわかんないの』といぢわるばかり言ってきますよ。
    ぢょんは『おね~ちゃん。幸せだぢょん』って言ってくれますけど(笑)
    出来る範囲…家族を最期まで守る事。
    そして、事実を発信すること。
    私の範囲は今はこれくらいしか出来ません。
    でも人間たちの自分本位の考えを正さなければ、もっと社会の歪みが生じます。
    『種の責任』です。
    1人の勝手な行動は同種で責任を取る。
    これは法則ですから。
    基を正さなければダメなんです。

  • ちょっと目の具合が悪くてご無沙汰していました。
    私たちにできること。
    本当になんでしょうねぇ。
    大木さんが「ボランティア21」で紹介されるそうです。
    http://therapydog.exblog.jp/11241571/
    在りし日のチロリの姿も見れるそうなので楽しみです。
    お時間がありましたらご覧下さい。^^

  • こういう記事を目にする度に悲しさと悔しさと怒りがこみ上げます。
    受け皿の愛護団体の方々には本当に本当に頭が下がります。
    「千葉WAN」のセンターレポートを読むのもかなりの勇気がいります。
    いつも「何故!?」と思います。
    何故、命あるを人間の勝手で……
    何の差もない尊い命なのに。
    どうして、日本では彼らを殺さなきゃいけないのでしょう?
    この国の国民で生きていることが恥ずかしくなります。
    個々人の問題だけではなく、行政の問題でもあると思います。
    いつの日にかたとえ迷子になった子でも新たな生きる道を与えられるようなそんな世の中になってくれることを祈ります。
    そして今私にできることをひとつひとつ真心込めて実行していくしかないと思っています。

  • ムーンライトさん
    コメントありがとうございます。
    の調子良くならないのですね。
    お大事にしてくださいね。
    ちょっとHP覗いてみました。
    『ボランティア21』というがあるのですね。
    目にしなくてもいいものから、『現実を知るもの』にシフト移行したい内容ですね。
    『命』を預かるって簡単なものではないもの。

  • ハートママさん
    コメントありがとうございます。
    すでにアメリカやイギリスの動物愛護センターは『生かす保護』に取り組んでいますよね。
    10年位前から(もっと前か?)
    殺人事件が毎日のように報道されるようになりました。日本人の『残忍性』ってすごくなってきているような気がします
    平気で命を捨てる、殺める、虐待・・・
    保護という取り組みと同時進行に、昔の日本人のココロを戻す作業が必要になってはきてないでしょうか?
    まだまだ勉強したいnayoです。

  • はじめまして。
    マイミクさんの日記から読ませていただきました。
    不幸なペットを増やしてはいけない、そう思います。
    私は猫を三匹飼っていますが、この猫達は娘達です。
    最後の最後まで見守ります。

  • フクちゃんさん
    コメントありがとうございます
    命の大切さ・・・考えなくてはですよね。
    算数の勉強より大切なことです。
    我が家もがいます。
    二人とも保護
    ですが・・・
    笑いの神を連れてきてくれました。
    最期まで見送りましょうね!ありがとう!って。