84歳父がバーサーロペットジャパン2025年ぶり復活!偉大な父だわ~

2025/3/9(日)第45回バーサーロペット・ジャパン(歩くスキー)に行ってきました!今年はなんとnayo父復活!

2人で11キロエントリーです

申込が始まった途端に父がお金をくれて『俺の分も申し込んでくれ』とw

はぁ?ですよ

いいですか?nayo父84歳。コロナで4年大会中止になって、確かその前も膝が痛くて動けずで2年くらい出てなくて(それまではあたしと一緒で連続出場でした)
コロナ終息しかかったときに緊急入院、死ぬかもしれなかったあの日・・・

え?行くの?だいぢょぶ?何キロ?

11キロ

はぁ?

ってことで

当日を迎えました

もちろんミニィもです

昨年大々的に新聞に出たので『犬の人』と声をかけられることも多くなりました

ミニィめがけてMさんが!Mさん、実はあたしが活動しているノースコネクションで一緒にお仕事をした旭川市の職員さん
なんと!昨年の新聞記事で父の部下だったことが判明。定年退職後25年ぶりの再会です
『全然お変わりないですね!』って言われ、父もご満悦

さて、スタート地点です

あたしはもう今日は介護に徹しようって思ってました

おぼつかないスキーの履き方、足取り・・・11キロ走れないだろうから半分か…いやスタート時でつまずくかもしれない・・・最悪救急車か・・・ε-(‐ω‐;)と頭でシミュレーションする

今津旭川市長のあいさつで

『お名前は存じませんが45回連続出場の方がいるそうです!いらっしゃいますか?』とお声がけいただき、手を上げたら皆さんに拍手されましたw

号砲も市長だったので・・・スタートして通り過ぎるときに市長に
「ノスコネの秋元です!45回連続出場ってあたしですよ」と伝えると

え?え?え?って言ってました(何度かお仕事でご挨拶してて顔見知りではある)

スタートして軽やかに歩く父・・・すぐに下り坂があります

声かけて「ゆっくりでいいよ~転ばないでね~なんならスキー外しても」なんて言ってるそばからスイスイ滑る父

あたしもです

確かに遅くではあるけれど、確実に一歩一歩(写っているのは父ではない)

旭川市市民活動交流センターCoCoDeを出発して歩いていくと11キロと4.5キロの分岐点があります

「どうする?」って父に聞くと『どっちでも』という
こ~ゆ~ときは4.5キロに変更したいはずだ

11キロの方はこっちですよ~と何度か促されたけど「11キロリタイヤします」と宣言
それでも4.5キロ完走できるかさえ危うい

それでも休まずスキーを動かす父

また4.5キロと11キロの分岐点だ

あたし決断する

「とーさん先にゴールして待ってて!あたし11キロのコース走ってくる20分ほど待ってて」と父と別れた

これまでの足取りが84歳の8年ぶりではなくしっかりしていたことで一人で歩かせても大丈夫と判断した

で、一人と一匹でスイ~スイ~って走ってきました

ゴールすると父が待っていてくれた(父は無事4.5キロ完走)

でです

テレビの取材を!とお声がかかりました
で、その方に「今回父も一緒に走っているんです8年ぶりなので、父もいいですか?」って

いろいろお話していて、取材の方から父に

『今回なぜ8年ぶりに復活しようと思ったんですか?』

の問いに父は

『昨年娘が取材を受けて、私が小さいときは抜かせなかった父が、今は父を待つようになったといっているのを見て悔しかった』って

悔しかったとなwwwすごいぞ父!

で、実家に戻って(妹が送り迎えしてくれた感謝)少しお話しして、あたしは帰ったのだけど

かーさん曰く父が

楽しかった!新鮮だった!

ってずっと言っていたそうだ

あたしは連続出場だけど、途切れてしまった父

でも父の強引なエントリーがなければ、こんなに続くものではなかった

本当に感謝である

来年も一緒に歩こう!

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で、今回はいろんな出会いがあったなかで

あたしはこのバーサーの帽子をかぶって参加したのだけど、父と二人で事務局の近くを通ったら

『僕この帽子デザインしたんです』って

初老の方でした『僕当時アシックスにいてね、ずっとバーサーのデザイン携わっていたんだよ』って教えてくれました

『その帽子は博物館ものだよってw』

父もすごい出会いだなぁって感動してました

は~娘の最大親孝行行事は終了!来年も一緒に出られますように

関係者の皆様ありがとうございました

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

元理美容師、化粧品研究開発・製造工場の工場長を経て化粧品開発経験者のオーナーが処方する家族(愛犬)のためのヘア&スキンケアを担当。 アニマルコミュニケーションやそのほかの自然療法勉強中のnayo。 開店準備から現在のつぶやきまで。すべてがはじめての奮闘記です。 ワンズ・ハーツは動物たちが過ごしやすくなるためのお手伝いをいたします。