はたらく細胞 を観た。
エンタメとして観始めたはずなのに、
観終わる頃には、
自分の体の中で起きていることを
静かに想像していた。
作中で印象的だったのは、
赤血球さんの姿。
永野芽郁はやっぱり可愛い
ではなくw
酸素を大切そうに抱きしめて、
体のあちこちに
「お届けにきました」と
運んでいく。
ヒーローというより、
文句も言わず、
今日も黙々と働いている裏方さん。
考えてみれば、
酸素って
生きるために一番大事なのに、
普段はほとんど意識しない。
でも赤血球さんは、
あたしが意識しなくても、
今日も体のすみずみまで
酸素を運び続けてくれている。
映画の中では、
がん細胞の話も出てくる。
がん細胞は、
実は特別な存在ではなくて、
健康な人の体の中でも
毎日のように生まれているらしい。
同時に、
健康な細胞も
ちゃんと毎日生まれている。
問題は
「がん細胞がいるかどうか」ではなく、
そのバランスが崩れてしまうこと。
以前聞いて、
印象に残っていた話がある。
がん細胞は、酸素が少ない環境を好む
ということ。
血流が悪くて、
呼吸が浅くて、
体の中の流れが滞っている場所。
そういうところで、
がん細胞は
しぶとくなりやすいのだそうだ。
つまり、
酸素を大切にするというのは、
何かと戦うことではなくて、
体の中に
ちゃんと「流れ」を取り戻すこと。
赤血球さんが、
迷わず、滞らず、
酸素を届けられる環境を
整えてあげること。
赤血球さんが元気でいるためには、
特別なことはいらない。
材料(鉄やたんぱく質)が足りていること
呼吸が浅くなりすぎていないこと
血流が滞っていないこと
ちゃんと休めていること
どれも
「無理をさせない」
「詰まらせない」
という話ばかり。
でも、
忙しさや緊張が続くと、
呼吸は知らないうちに浅くなり、
体の流れも滞りがちになる。
深呼吸しようと思っても、
それすらできない時もある。
そんな時に思い出すのが、
酸素カプセルの存在。
酸素カプセルの良さは、
たくさん吸えることではなくて、
圧をかけることにある。
圧をかけることで、
酸素は赤血球さんに乗るだけでなく、
血液そのものに溶け込み、
毛細血管のすみずみまで
じわっと届いていく。
いわば、
「深呼吸以上の深呼吸」。
酸素カプセルは、
何かを治すためのものではなくて、
体に
「流れを思い出させる」
きっかけの一つなのだと思う。
赤血球さんの仕事を、
そっと助けてくれる
補助輪のような存在。
体を整える方法は、
人の数だけある。
運動、睡眠、食事、
深呼吸。
そして、
そんな選択肢の中の一つとして、
酸素カプセルがあってもいい。
(うちにあります
開店休業状態で、なよさの体だけを癒してくれてますw)
今日も、
赤血球さんは働いている。
あたしが意識しなくても。
だからせめて、
少しだけ呼吸を深くしてみようと思う。
それだけで、
体の中の
はたらく細胞たちは、
きっと喜んでいる気がする。






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