人はなぜ、限りある肉体を持って生まれてくるのだろう。
どうして別れがあるのだろう。
きっとそれは、魂が“愛”を知るため。
そして“思い”が永遠であることを知るためなんだと思う。
🩵別れは終わりじゃない
たとえば、大切な人が旅立つ瞬間。
「もう二度と会えない」と感じるその痛みの中で、
本当の“つながり”を学ぶ。
肉体はこの世界での“入れ物”で、魂が学ぶための制服のようなもの。
その制服を脱ぐとき、
人や動物たちは“いなくなる”のではなく、
もっと自由に、もっと深く、私たちの中に溶け込んでいく。
目に見えなくても、ちゃんといる。
風の匂い、光の揺らぎ、涙のあとにふと感じるあたたかさ――
それが「形を変えた愛」の姿。
🌊波と海のたとえ
魂は海のようなもの。
肉体は、その中に生まれるひとつの波。
波は消えても、海は続く。
そして海は、また新しい波を生み出す。
命は絶えるのではなく、
波紋のように形を変え、誰かの心に届いていく。
彼の魂も、いまきっとあなたの胸の奥で、
静かに息づいている。
人は波を見る・・・だから波が存在する
でも大海を見たときに波も凪も、その大海の一部だと気づく
🪶インディアンの教えが伝える「存在のつながり」
昔、ACのCMで流れていた言葉がある。
通勤途中のラヂオから流れたCM
「あなたがそこにいるのは、誰かがあなたを思っているから。」
あたしはこの言葉を聞くたびに涙が出る。
誰かが思ってくれる限り、人は消えない。
誰かが名前を呼ぶかぎり、その魂はこの世界に響き続ける。
逆に誰かが思ってくれなかったら消えてしまうんだ
思い出すことは“祈り”。
祈りは“命の呼吸”なんだと思う。
🌸有限だからこそ、愛は深くなる
永遠の命があったなら、
私たちはきっと、こんなに誰かを強く思うことはない。
「限り」があるからこそ、
ひとつの笑顔、一瞬のぬくもりが、こんなにも尊い。
でも日々忙しい中で、自分に精一杯すぎると相手を思う気持ちもなくなってしまうんだよね
今の日本がそれ
何のために生きるのか?仕事をするために生きてない?
+*+*+*+*+*+*+*+*+
別れの涙の中にも、
“出会えた奇跡”がちゃんと光っている。
肉体は永遠でなくていい。
魂はちゃんと続いているから。
🕊️結び
誰かを思うこと。
それが、その人をこの世界に生かし続ける力。
見えないだけで、消えたわけじゃない。
あなたが思い出すたび、
その人は、ちゃんとそこに“在る”。
波は海に還り、海はまた波を生む。
愛も同じ。
形を変えて、何度でも還ってくる。
風の匂いや雲の形、周りを飛ぶ蝶や舞い散る雪も
あなたを守る彼かもしれない






最近のコメント